ドリームプラネットのお仕事徒然草

ドリームプラネット・クールジャパン事業部。アニメやゲームに関連した文化を輸出する仕事。海外展開のちょっとした悩み、あったらいいなをお届けします。

外国人観光客ってどこに向かう?【上野編】

【外国人観光客はどこに向かう?】

海外からの観光客に人気のエリア・台東区東京国立博物館国立西洋美術館国立科学博物館等の博物館が数多くあり、上野動物園もある、言わずと知れた観光地です。

私は博物館・動物園が大好きなので【上野】はとても好きな街の一つです。
ではそこにどれほどの外国人観光客がいるのか、そして彼らは何に興味があるのかちょっと不思議に感じました。 

観光客の多さ

観光客の多さとしては、「まぁまぁ」という印象。

というのも行ったのが月曜日ということもあり、(博物館・美術館によく行くという人はもうお分かりかと思いますが)上野ひいては日本を代表する国立東京博物館や国立西洋美術館は、軒並み休館日!
またすぐ近くの上野動物園も、お休み…。
知っている人は、わざわざ散歩には来ないのでしょう。
この後行った銀座を10とすると、上野は3くらい…でもこれはあくまでも月曜日の様子。
土日に行けば、もっと増える!はず!赤ちゃんパンダも生まれたわけだし!

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それでも、カメラを片手に秋空のもと、散歩する外国人観光客は、ちらほらと見ました。また海外旅行者に人気の地、上野・浅草などの台東区は、インバウンド対策にも、とりわけ力をいれていると感じます。

 

例えば、上野公園の案内図は、日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語の5ヶ国語で用意され、美術館・博物館の展示では、キャプションに日本語以外の言語(展示しているものによって違いはあります)が、書かれているのを多く見るようになりました。

 

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次に訪れたのは、アメ横

以前は魚屋さんや青果店、飲食店、衣料品店、お菓子のたたき売りをする店など、活気ある店が軒をつらねる「下町の台所」的存在でしたが、ここ10年くらいの間に、中国・韓国・中南米系の飲食店が増え、「ここは日本なのか?!」と驚いてしまいます。

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昔台灣でかいだような、なんとも言えない、日本にはない香辛料の匂い…アメ横を訪れる中国・韓国系の人々は、母国に似た雰囲気や香りに、少し安心するのでしょうか。

それでも、まさに多文化共生空間になってしまった、カオスなアメ横に驚く外国人も多いはず。たまたま隣にいたフランス人マダムは「Qu’est-ce que c’est ?! (なにこれ?!)」とテンション高く、笑っていました。こちらはアジア系ヨーロッパ系問わず、上野公園よりかは多くの海外観光客がいます。

さらに日本の「カワイイ」ものをたくさん売っているヤマシロヤさん。観光客、とりわけ若者にとても人気なようで、入り口にたくさんならんでいるガチャガチャに興じるカップル、ディスプレイの中にたくさんおかれたパンダのぬいぐるみを撮影する少女などなど…それぞれ気になるものがあるようです。

ヤマシロヤさんはスパイダーマンを全面に押し出していたので、裏にある自動販売機は、マーベル!!これはマーベルファンにはたまらないでしょうか。

 

Marvelous!!

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