体験型の観光~和菓子職人の技・日本橋~
~日本橋も観光スポット~
日本橋にきました。
地下鉄銀座線で二駅先の銀座に比べ、海外からの旅行客は少なめ…という感じはあります。
しかし日本人ガイドと一緒にサイクリングを楽しむ欧米カップルを目にしたり、橋のすぐ近くにできた観光案内所では、各国の言語で道を案内してくれるサービスを提供するなど、インバウンドに向けた取り組みも増えました。
徐々に海外からの観光客が増えるのでは…という雰囲気です。
【和菓子の職人さんの技が、目の前で見られるお店】
さて、日本橋三越本店をはじめ、古くからこの地で商売を営むお店と、現代的な風を取り込んだお店が共存する日本橋。
そこで、私がおすすめしたいお店が、COREDO室町3にある『鶴屋吉信』さんです。
海外からのゲストに日本文化を楽しんでもらいたいと言う時に、ピッタリだと思ったので、ご紹介させて頂きます。
本店は京都にある和菓子屋さんです。古くから受け継がれる商品だけでなく、思わず「カワイイ!」といってしまうようなアメも販売しています。
その中でも、こちらのお店の第一の魅力は、職人さんが目の前で、和菓子を作ってくれることです。
まずカウンターの席につくと、3~4種類の和菓子の中から、ひとつを選びます。季節に合わせて種類も変わり、今回訪れたときは「秋桜」「栗きんとん」「柿」の中から選べました。
私はピンク色がきれいな「秋桜」を選択。
指の腹や先を器用に使い、だんだんとコスモスの形に整えていきます。
細かい花びらのギザギザや模様は、三角棒と呼ばれる道具を使い、仕上げていきます。作り終わるまで、約3分ほどでした。
最後に黄色に着色された餡をザルのような網に押し付けると、おしべ・めしべの形に早変わり。箸で丁寧につまみ、練りきりの真ん中にすえて、完成です。
抹茶とセットで1,296円(税込)。
私が店に入るとき、入れ違いに欧米系の旅行客4人組が、店から出てきました。目の前で見た技に、興奮しているようでした。
体験型の旅行が好きな欧米人には、もってこいな和菓子のお店だと思います。